佐鳴予備校の退塾を検討するとき、このようなお悩みはありませんか?
長男くんが中学2年の夏から通い始めた佐鳴予備校。9月から本科コースを取り、週2回の通塾をがんばってきたのですが、学校の宿題、部活、自分で決めた家庭学習に、さなるの勉強が乗っかったため、時間的に無理!となってしまいました。
さなる授業は、自習室の勉強環境も含めて気に入っていていたのですが、時間の優先順位を考えた結果、11月で中途退塾することにしました。
ただ、退塾って考えただけで気が重いですよね・・・
お世話になった先生には言いにくいし、受験前にまたお世話になる可能性もあるので穏便にすませたいし、返金のことも心配・・・
この記事では、長男くんの退塾体験に基づいて、どのような手続きだったのかと返納金の実例をご紹介します!
退塾の手順
まず、佐鳴予備校の非常に良いと思った点ですが、教室の先生に話しにくいことについて、別の窓口を設けている点です。経費に関する問い合わせは「佐鳴予備校 会計室」その他の意見や要望については「カスタマー相談室」という専用の窓口がフリーダイヤルで用意されています。
もし不明な点があれば、こちらの窓口に電話すればすぐに答えてくれます。私自身も退塾に当たって不明な点は「会計室」に何度か電話しました。退塾するにもかかわらず、非常に快く質問に答えていただき感謝しています。
以下、退塾までの流れです。まずはメールで手続きを始められるのがGOODだと思いました。電話や面会だと、言いにくいし時間を合わせるのが面倒ですので。。。
- メールで退塾を伝える。
- 教室長の先生と電話で話す。
- サナタブを返却する。
- 口座に返金される。
メールで退塾を伝える
サナネット(S-net)というシステムを使って、メールで退塾希望を伝えます。その際に、「○月○日で退塾したい」と退塾希望日の1週間前までにメールを送ります。
あとで説明しますが、支払った授業料は、日割りで計算して返金してくれました!とても良心的だと思います。
教室長の先生と電話で話す
退塾のメールを送ると、教室長の先生から返信がありました。一度電話で話したいとのことで、数日後に日程調整をしました。まずは、以下の事務的な確認をしました。
- 退塾の意向の確認
- 最後の授業日の確認
- 借りていたサナタブ(学習用タブレット)の返却日の決定
そして、簡単に退塾の理由について尋ねられました。
上に書いた通り、本人はさなるを大変気に入っていたのですが、時間的に厳しくつらい状況になっていたことを正直に話しました。非常に残念がっていただきましたが、ご理解いただきました。とくに引き止めもなく、電話はあっさりと終わりました。
サナタブを返却する
電話で決めた日時にサナタブを返却しに、親子で行きました。退塾の書類作成のため保護者が行く必要がありました。本人もできれば同行してほしいとのことでしたので、長男くんも一緒に塾まで行きました。
教室長の先生にお会いし、本人からも直接退塾の理由を説明しました。「応援している!」と何度も励ましてもらっていました。本人は、部活を引退して時間的余裕ができれば、ぜひまたお世話になりたいと思っているようです。
辞めていく人間にエールを送ってもらって、申し訳ない気持ちになりました。。。
口座に返金される
退塾した日の翌月に、授業料の引落し口座に返金されました。その後、返金明細が郵送で届きました。
返金の明細をご紹介する前に、入塾費用と月謝についてこちらの記事にまとめていますので、あわせてご覧いただけると幸いです^^
では、返金の内容について、下でご報告します。
返金の内容
まずは契約書内の中途解約に関する規定から。
生徒(保護者)は、…解約を希望する日から1週間前までに申し出ることにより、中途解約をすることができます。
中途解約した場合、あらかじめ受け取った授業料については、受講期間に応じて精算します(但し施設等維持管理費は月単位での精算とします)。
入学約款 第13条
実際の返金明細はこちら↓
費目 | 金額 |
---|---|
11月授業料返金分 | 16,060円 |
教材費返金分 | 4,785円 |
施設等維持管理費 | 4,950円 |
全国実力考査×2回分 | 7,700円 |
合計 | 33,495円 |
授業料返金分
授業料は月額 21,450円 でした。退塾した日までの日割り計算で、16,060円 返金してもらいました。
教材費返金分
教材費は、入塾時に半年分 9,570円 支払っており、月割りで4,785円戻ってきました。これは授業内小テスト・プリント等の費用のことで、教科書とは別物になります。(教科書は買い取りですので返金はありません。1年分18,700円の支払いでした。)
施設等維持管理費
施設等維持管理費は、入塾時に半年分 9,900円 支払っていました。こちらも月割りで4,950円返金されました。
全国実力考査
全国実力考査(2回分) 7,700円 を入塾時に支払いました。こちらは一度も受験することなく退塾したので、全額返金されました。
退塾を経験してみて
退塾する前は、いろいろなことを考えてとても不安になりました。「退塾手続きが面倒なのでは?」「引き止めや嫌味を言われるのでは?」「支払ったお金が戻ってこないのでは?」などなど。それも杞憂に終わりました。
- 退塾手続きが面倒なのでは?
- →24時間いつでもメールで希望を伝えられる
- →退塾の書類作成のために、保護者が塾に出向く必要がある
- →あとはほとんど事務的な流れで1週間以内に手続き完了
- 引き止めや嫌味を言われるのでは?
- →会計室の電話担当も教室長の先生もすごく丁寧に対応してくださった
- →むしろ今後の勉強を応援してくれて本人もやる気が出た
- →教室長の先生が自分が担当する教科だけでなく、それ以外の教科についても子どもの学習状況や成績を把握してくれていることに感心した
- →3年の夏に部活がなくなって時間的余裕が出たらまた習いたいという気持ちになった
- 支払ったお金が戻ってこないのでは?
- →授業料が日割り計算で返金された
- →その他の費用も未使用分は返金された
- →入塾規定にも記載があり、非常に明瞭な会計である印象を受けた
辞める生徒にやる気を出させるように声掛けしてもらって、申し訳ない気持ちになり、また本人が希望すればこちらでぜひお世話になりたいと思いました。
以上、佐鳴予備校の退塾の記録をご紹介しました。何かのご参考になれば幸いです♪