高学年になると、ただ読むだけでなく、
「なぜ?」「どうして?」と考える力がとても大切になってきます。
今回は、小学生高学年にぴったりな“考える力が身につく本”を2冊ご紹介します。
どちらもマンガや図解が多く、読書が苦手な子でも読みやすい内容です。
人類の物語 どうして世界は不公平なんだろう
1冊目にご紹介するのは『人類の物語 Unstoppable Us どうして世界は不公平なんだろう』(著/ユヴァル・ノア・ハラリ)。
あの「サピエンス全史」のハラリさんが、どうすれば公平な世の中が作れるのだろうか、それを考えるために子どもたちも世の中の仕組みをわかりやすく説明してくれています。
この本は、世界の「不公平さ」や「格差」について考えるきっかけをくれる一冊です。
「どうして貧しい国があるの?」
「なぜ戦争はなくならないの?」
そんな疑問や目を背けては生きていけない大事な問題を子どもにもわかりやすく解説してくれていて、大人が読んでも学びの多い本だと思います。
この本のおすすめポイント
- マンガとイラストが多く読みやすい
- 社会問題をやさしい言葉で学べる
- 考えるきっかけがたくさんある
ニュースで見聞きする世界の出来事も、
「自分ごと」として考えられるようになります。
こんな子におすすめ
- 「どうして?」とよく質問する
- 社会や世界に興味がある
- 考えることが好き
親向けの一言コメント
難しい社会問題を、押しつけずに考えさせてくれる本。
親子で一緒に話し合いながら読むのもおすすめです。
マンガでやさしくわかる 小学生からはじめる 論理的思考力
続いてご紹介するのは『マンガでやさしくわかる 小学生からはじめる 論理的思考力 』(著/苅野進)。
こちらは、「どう考えればいいのか」を身につけるための本です。「こうすればうまくいく」という型が通用しない時に求められるのがロジカルシンキングともいわれる論理的思考力です。勉強だけでなく、意見を伝えるときや、問題を解決するときにも役立つ論理的思考力をマンガで学べます。
正解のない問題と向き合い、自分なりの分析、答えを求められることが多い今の子どもたち。そんな子どもたちに知っておいてほしい習慣やコツをこの本を通して習得し、壁にぶつかっても乗り越えられる力を養ってほしいです。
この本のおすすめポイント
- マンガ中心でスラスラ読める
- 考え方のコツがわかる
- 学校の発表や作文にも役立つ
「なんとなく」ではなく、
理由をつけて説明する力が自然と身についていきます。
こんな子におすすめ
- 説明するのが苦手
- 作文や発表が不安
- 考える力を伸ばしたい
親向けの一言コメント
自分の意見を言うのが苦手な我が子に何か良い本はないかと選んだ1冊です。マンガなので状況もイメージもしやすいようで、自信になったようです。中学以降にもつながる大切な力が楽しく学べます。
勉強が苦手な子ほど効果を感じやすい一冊です。
まとめ|高学年は「読む」から「考える」へ
小学生高学年になると、
ただ読むだけでなく、考えながら読む力がとても重要になります。
- 社会を知る力
- 自分の意見を持つ力
- 説明する力
今回ご紹介した2冊は、どちらもその力を楽しく伸ばしてくれます。
「面白い!」から始まる学びが、子どもの未来につながります。
ぜひお子さんに合った1冊を選んでみてください。


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